親切 語源 意味

question:1148453048
親を切る、ねえ…
確かに不思議だなあ。
http://ww81.tiki.ne.jp/~nothing/kanji/q/q_013.html
http://d.hatena.ne.jp/ShiN/20051014/p1
なるほど。
「親」について

■解字

会意兼形声。辛(シン)は、はだ身を刺す鋭いナイフを描いた象形文字。親の左側は

薪(シン)の原字で、木をナイフで切ったなま木。親はそれを音符とし、見を加えた

字で、ナイフで身を切るように身近に接して見ていること。じかに刺激をうける

近しい間がらの意。⇒辛

■意味

(1)したしむ。したしい(したし)。ちかい(ちかし)。身近に接している。じかに

   はだ身にふれる。《対語》⇒疏(ソ)(うとい)。「親疏(シンソ)」「親切」

「人之親其兄之子=人の其の兄の子を親しむ」〔孟子・滕上〕

 

「切」について

■解字

会意兼形声。七は、|印の中ほどを―印できりとることを示す指事文字

切は「刀+音符七」で、刃物をぴったりときり口に当ててきること。⇒七

■意味

(3)(セツナリ)刃物をじかに当てるように、ぴたりとくっついて膚にこたえるさま。

▽今では去声に読む。「懇切」「親切(身近についてゆきとどく)」

「切問而近思=切に問ひて而近く思ふ」〔論語・子張〕《類義語》⇒親・即。


共に同じ意味、と。